トレーニング・生理学
VDOT計算
直近のレース結果をもとに、いまの走力をスコア化しましょう。最適なトレーニングペースを把握し、他の距離のレース予想タイムも確認できます。
mm:ss または h:mm:ss
自分のVDOTがわかっている場合は、ここに入力するとトレーニングペースをすぐに確認できます。
入力されたVDOTでペースを表示しています。
推定VDOT
40
5K
24:06
10K
50:00
ハーフ
1:50:52
フルマラソン
3:49:34
もっとも信頼できる推定値を得るには、全力で走った直近のレース(15〜50分程度)を使ってください。5Kや10Kが理想的です。
目標タイムではなく、今の走力を反映したレースを使ってください。入力したレースが短すぎたり、持久力のベースがまだ十分でない場合、マラソンの予測は楽観的になりがちです。
これはレース結果に基づく推定値であり、実験室でのVO2maxテストではありません。
トレーニングペース
今の走力に対応するダニエルズ式のトレーニングペースです。イージーランから速いレペティションまで一覧で確認できます。
| ゾーン | ペース範囲 |
|---|---|
| イージー | 5:35–6:18 /km |
| マラソン | 5:05–5:18 /km |
| 閾値(テンポ) | 4:47–4:56 /km |
| インターバル | 4:27–4:38 /km |
| レペティション | 4:06–4:17 /km |
| / |
換算レースタイム
今の走力で、各レース距離をどのくらいで走れるかの予測です。
| 距離 | 予測タイム |
|---|---|
| 5K | 24:06 |
| 10K | 50:00 |
| ハーフ | 1:50:52 |
| フルマラソン | 3:49:34 |
今の自分の走力を正確に知ることは、ケガを防ぎながら着実にタイムを縮めるための第一歩です。この計算ツールを使って直近のレース結果を入力すれば、あなたのVDOTスコアが分かります。そこから、ゆったりしたリカバリージョグからきついトラックでのインターバルまで、すべての練習における最適なペースを見つけることができます。
まずは下で直近のレース距離を選び、タイムを入力してみてください。表示はキロメートルが初期設定ですが、マイルに切り替えるとペース表もすぐに更新されます。もし過去のテストなどで自分のVDOTをすでに知っている場合は、詳細設定から直接入力することもできます。
VDOTの計算方法
%max = 0.8 + 0.1894393 × e^(-0.012778 × t) + 0.2989558 × e^(-0.1932605 × t)
VDOT = VO2 ÷ %max
VDOTの計算は2つの原則に基づいています。1つ目は、走る際の酸素コストが速度(v、メートル毎分)の増加とともに大きくなること。2つ目は、レースの継続時間(t、分)に応じて、自分の限界のうち維持できる割合が決まることです。5Kではマラソンよりも高い割合を維持できます。酸素コストをこの「維持できる割合」で割ることで、あなたの本当の走力であるVDOTが計算されます。
トレーニングペースの意味
VDOTシステムの素晴らしい点は、あなたの走力を5つの具体的なトレーニングゾーンに変換してくれることです。それぞれの練習を正しいペースで走ることで、ケガのリスクを最小限に抑えながら最大限のトレーニング効果を得られます。
イージーランのペース
ウォームアップやクールダウン、そして週の走行距離の大半を占める、会話ができるくらいのペースです。リラックスして走れるペースを保ちましょう。多くのランナーはジョグの日に速く走りすぎてしまい、本当に自分を速くしてくれるハードな練習のときに疲労を残してしまいます。有酸素の土台を作るために、イージーな日はしっかりとイージーペースを守りましょう。
マラソンペース
これはフルマラソンを走り切るための安定したペースです。レースに向けて練習していない場合でも、長めのペース走に最適な強度になります。イージーランとテンポ走のちょうど中間に位置し、長い距離を走る中で効率よくエネルギーを消費する方法を体に教え込みます。
閾値(テンポ)ペース
閾値ペースは「テンポペース」とも呼ばれます。心地よいきつさで、通常は約1時間維持できる最速のペースです。このペースでテンポ走やインターバルを行うと乳酸性作業閾値が向上し、10Kからフルマラソンまでのレースでより速く走るためのカギとなります。練習を終えたときに「もう少しだけ長く走れたな」と思えるくらいが理想です。
インターバルペース
インターバルペースはかなりきつい強度です。通常は3分から5分の疾走を、間のリカバリージョグを挟みながら繰り返します。このペースはVO2maxを向上させ、ランニングのためのより大きなエンジンを作り上げます。さらに速くて短いレペティションペースのゾーンは、純粋なスピードとランニングエコノミーを磨くために使われます。
常に「いまの走力」を使う
ランナーがもっとも陥りやすいミスは、「目標としているタイム」を使ってVDOTを計算してしまうことです。VDOTシステムは、現在の自分の状態に正直になって初めて効果を発揮します。実際に全力で走った直近のレース結果を使いましょう。
また、長い距離の予想タイムは、そのスピードに見合った持久力があることを前提としています。もし5Kのタイムを使ってフルマラソンの予想タイムを出した場合、その結果は楽観的なものになりやすいので注意してください。
東京でVDOTワークアウトに取り組む
こうした指定されたペースで走る練習は、仲間と一緒に行うほうがずっと簡単です。一人で閾値ペースを維持するのは、特に湿度が高い東京の夏場では非常にハードです。
東京の多くのローカルクラブが、代々木公園で計画的なインターバルセッションを行ったり、皇居の周回コースでテンポ走を企画したりしています。私たちのクラブ・サークル一覧を利用すれば、あなたの特定のVDOTトレーニングペースにぴったり合うグループを見つけることができます。無料のメールマガジンでも都内で開催されるレース情報をお届けしています。自分の今の走力をテストし、次のVDOTスコアを見つけるための素晴らしい機会になるはずです。
東京を走り続けよう
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使い方
-
レース結果を入力する
全力で走った直近のレース距離を選び、完走タイムを入力してください。5Kや10Kの記録がもっとも信頼できる結果になります。
-
自分のVDOTを確認する
走ったペースと持続時間に基づいて、あなたのVDOTスコアが計算されます。この数字が現在の走力を表しています。
-
正しいペースで練習する
イージー、テンポ、インターバルのペースを日々のトレーニングに活用し、換算タイムを参考にして現実的なレース目標を立てましょう。
レース予想タイムの比較:VDOTとリーゲル式
VDOTはトレーニングペースも把握できるため、より総合的に活用できます。近い距離では2つの予測は似た結果になりますが、マラソンに近づくにつれて差が大きくなります。
| 方法 | 仕組み | こんな用途に |
|---|---|---|
| VDOT(ダニエルズ) | レース結果から酸素コストと持久力をモデル化 | トレーニングペースや換算タイムを知りたいとき |
| リーゲル式 | タイムに距離比を掛けて算出 | 特定の距離の予想タイムをさっと知りたいとき |
よくある質問
- VDOTとは何ですか?
- VDOTは、あなたの現在の走力を表す数値です。ジャック・ダニエルズ氏によって考案され、VO2maxとランニングエコノミーを組み合わせた指標になっています。VDOTの数値が高いほど速いランナーであることを意味します。この数値を活用して、自分にぴったりのトレーニングペースを見つけたり、他の距離の予想タイムを確認したりできます。
- VDOTとVO2maxの違いは何ですか?
- VO2maxは体が使用できる酸素の最大量を表し、通常は研究室などで測定します。一方VDOTは、実際のレース結果から算出する実用的な走力の推定値です。VDOTにはランニングの効率(エコノミー)や持久力も考慮されているため、トレーニングペースを決める上では、実験室のVO2maxの数値よりもずっと役立ちます。
- VDOTを計算するにはどのレースを使えばいいですか?
- 全力に近い力で走った、直近のレース結果を使用してください。15分から50分程度で完走できる5Kや10Kのレースが、もっとも信頼できる結果をもたらします。短すぎるレースや、力を抑えて走ったレースを使うと、正しいVDOTを計算できません。目標タイムではなく、現在の走力を反映したレースを選びましょう。
- VDOTからトレーニングペースをどうやって見つけるのですか?
- VDOTを計算すると、イージー、マラソン、閾値(テンポ)、インターバル、レペティションという5つのトレーニングゾーンが分かります。ジョグの日はイージーペースで、テンポ走は閾値ペースで、きつい練習はインターバルペースで走りましょう。自分の走力にぴったりのペースで練習することが、VDOTシステムの秘訣です。
- VDOTでマラソンのタイムを正確に予測できますか?
- VDOTからフルマラソンの換算タイムを計算できますが、これはあくまで最良のシナリオだと考えてください。この予測は、あなたがマラソンを走り切る持久力を持っていることを前提としています。もし5Kのタイムから計算した場合、予測されたマラソンタイムは数分ほど楽観的な結果になることが多いです。あくまで目標の上限として捉えましょう。